
山岸 菜穂子
[東京]
totalbeauty salon tip・top
『今回は3回目の参加になります。昨年は社内予選で敗退し、全国大会に出場できなかった悔しさから、今年はリベンジのつもりで挑戦しました。《COOL PRESTIGE》から私は、水の流れをイメージしました。この世の至る所で、様々な形で流れ続ける水…どんな状況の中でも強く流れ続ける水を理想の女性像に当てはめ、芯のある、何事にも立ち向かっていく、そんな女性像をイメージしました。作品づくりで心がけたのは、メーク、ヘア、衣装…そのすべての色味です。いくつもの色を使い、全体のイメージやバランスに気をつけて、何度もやり直し納得いくまで作り続けました。苦労したのは、色味や形にこだわり過ぎて、モデルさんへの似合わせの時に時間がかかってしまい、メークの方向性や色味の決定が遅くなってしまったこと。でも、たくさんの方々から頂いたアドバイスのおかげで、無事決定することができました。
この作品の中で一番こだわったのは、アイメークです。モデルさんの顔のパーツの中でも目元が一番印象的でしたし、目元の上下にグラデーションを入れる事で、より魅力的になるように心がけました。メークのポイントは、やはり目。アイシャドゥは左右からグラデーションを作り、目元の美しさをさらに印象深く引き出せるよう、形を工夫しました。目の下のラインとグラデーション、そして水を感じさせるブルーのラインがポイントです。ベースとリップにも水の透き通るような質感を出したかったので、ツヤ肌を意識して作り込み、リップメークも透明感のあるものに仕上げ、全体のバランスを整えました。ヘアに関しては、最初は、面を出すヘアにしたかったのですが、まとまり過ぎると変にツヤが出過ぎて、メークが目立たなくなってしまったので、素材を変えてわざとツヤを無くし、所々に入れたブルーのエクステのツヤ感で、水の流れを表現しました。コスチュームも同様で、様々な場所で、様々な形で織りなす水の流れをイメージ。同じブルーでも数種類のブルーの生地を混ぜ合わせ、絶妙な色味を研究しました。ただ、身長の低いモデルさんでしたので、どのようにしたらカッコ良く見えるか、とても悩みました。私はいつもメークのイメージを決めてからモデルさんを探すのですが、イメージ先行だとなかなかイメージ通りのモデルさんを見つけるのに苦労していたのですが、今回は、私が決めたイメージ通りのモデルさんが近くにいたので、すぐにお願い致しました。モデルの条件は、肌がきれいなこと。目元の印象が強いこと。骨格がきれいなこと…以上を意識して選びました。
ド−ルメークは、いかに人間らしく見えるか…という部分で、とても苦労しました。人間が顔の中に持つ、丸みや陰影、立体感をどのようにしたら上手く出せるのか。雑誌を見たり、自分の顔を見て、普段から研究しました。毎日朝と夜に最低1回以上は練習し、目元のグラデーションを作るのが苦手でしたので、特にその部分は何度も練習しました。
トータルで1ヶ月は練習していたと思います。
ステージメークの練習は、モデルさんにとても協力して頂きました。週に2回は本番モデルでメーク練習をし、その他は、別モデルで必ず1日1回はトレーニングをしました。今年、『全国大会で、絶対トップになる』…そう思い続けて挑戦しました。なので賞を獲ることは、自分の中で大きな意味があり、技術者として、とても自信に繋がった数カ月でした。準グランプリを獲れて、今でもビックリしています。ただ、今回に限らず、今までずっとたくさんの方々に協力をして頂き、みんなで受賞出来た賞だと思っています。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
将来は、悩みを持つ様々な方から信頼され、相談していただけるようなアドバイザーになりたいと思っています。そのために、ひとりでも多くのお客様に幸せな気持ちになってもらえるよう、もっと努力していきたいと思います』
『今回で6度目の挑戦です。まだまだ学ぶ事、学べる事、学びたい事があったので、今年も挑戦しました。《COOL PRESTIGE》から私がイメージしたのは、ダイヤモンドです。何事にも一生懸命に立ち向かう人の、キラキラと輝く目をダイヤモンドとしてイメージし、表現しようと思いました。作品づくりで心がけたのは、一歩離れて、常に全体を見て、バランス良く表現していく、ということ。逆に悩んだ部分は、“カッコいい”をどうメークで表現すればいいのか…という点です。
今回のメークで一番アピールしたかったのは、グレーと紫を使って作り上げた目元のグラデーションです。特に紫が引き立つよう意識して仕上げました。メークは、ダイヤモンドをイメージした時、どんな色味にしようか考え、最初は深みがあってあまり色味のないグレーで表現していこうと思ったんですが、どうしても透明感が欲しくなり、輝くような“白”に抜けていく色を出したかったので紫をプラス。この2色でグラデーションを作り、丁寧になじませることでダイヤモンドの輝きをアピール。眉も優しい感じではなく、キリッとしたカッコ良さを表現しました。ヘアは、とにかく1つにまとめて前髪もしっかり留めて、すっきりさせました。あまり可愛くならないように…でも華やかさは出したかったので、少しカールで高さを出しました。
コスチュームは、いつもドレスを選ぶことが多かったのですが、カッコ良さにこだわり、身体にフィットするタイトなものを選びました。でもボリューム感も欲しかったので、ファーを所々に使い、手元には目を引くようなピンクパープルのファーをもってきました。
今回のモデルは、自分のメークを最大限にアピールしてくれると思ったのと、彼女自身が目標に向かって一生懸命立ち向かって頑張っている子だったので選びました。そして、目の輝きが大きなポイントになりました。
ド−ルメークに関しては、左右対称を心がけ、より女性として、キレイに見えるよう意識して仕上げました。練習は、営業後と朝起きてからほぼ毎日繰り返しました。大会2週間前は、営業後に3時間、朝1時間、休みの日には6時間ぐらい練習しました。
ステージメークの練習は、週4〜5日間で営業後に3時間ぐらい、モデルかスタッフで練習していました。このメークステージは、精神的にも技術的にも成長できるコンクールだと思っています。私自身、メークはあまり得意な方ではなかったので、大会に挑戦することで、少しずつでも上手になっていくメークが楽しくて仕方ありませんでした。おかげで今はメークが大好きになりました。
準グランプリを受賞した直後は、グランプリを目指して日々レッスンしていたので後悔はなかったんですが、やはり、グランプリを獲れなかった悔しさは残っています。でも、時間が経って、応援して頂いたスタッフやお客様に喜んで頂けたり、お祝の言葉を頂くと、悔しさも喜びに変わっていきました。
これからは、まだ具体的ではないんですが、何事にも一生懸命に取り組み、常に勉強して、途中で投げ出さない、強い自分でありたいと思います。そして、お客様の記憶に残る自分であれるよう頑張ります』
HOME > 美容室の方へ > イベント情報 > 17thクオレメークアップステージファイナル結果報告>グランプリ受賞者コメント>準グランプリ受賞者コメント